鍵屋さんの選び方
野菜は八百屋、お肉は肉屋、車は車屋、バイクはバイク屋、水は水道屋、ガスはガス屋、等の様に、鍵にも専門の技術者がいるのはご存知ですか?
水道トラブルやお湯のトラブルは、1度は身に降りかかる事があると思います。その為市場規模も大きく、CMやポスティング(チラシ)でもよく水道屋さんを見かけることがありますが、鍵屋さんのCMってあまり見たことがありませんよね。
鍵を専門とする業者は、1に合い鍵屋さん、2に鍵屋さんといった感じで、合鍵屋さんは簡単な鍵のコピーを行うう場所です。大型のショッピングセンターやホームセンターにあったり、駅の中に靴修理と併業している場合もあります。家の鍵や車の鍵をコピーしたい時には、マスターキーを持って行きましょう。
注意点としては、最近の防犯性が高い鍵は作成を断られます。車の鍵もリモコンキーやセキュリティシステムがついているものはディーラーさんに持って行く必要があります。
次に鍵屋さんの場合は、マンションの賃貸業者と提携して鍵交換を行う仕事、リフォームの際に鍵を取り付ける仕事など、各住宅業者と提携した専門の作業を行う事もありますが、多くは緊急時の鍵トラブルに対応しています。鍵屋は出張してトラブルが起きた場所まで来てくれるため、家の鍵をなくした時、家の鍵が開かなくなった時、子供が閉じ込められた、といった緊急事態にも駆けつけてくれます。また、車やバイクの鍵の場合、ロードサービスを利用する方もいらっしゃると思いますが、ロードサービスが提携している鍵屋さんを派遣している場合もあり、車屋・バイク屋に持ち込んでもそういう事があります。
鍵屋さんの選び方としては、目的をまず明確にすることが大事です。簡単な合い鍵なら町の合い鍵屋さんがいいでしょう。鍵を交換したり取り付ける、鍵を開けるといった専門技術がいる場合は鍵屋さんを探します。
目的が鍵を交換する、といった事であれば作業費を様々な鍵屋さんで見積もる事。見積もりに出張料を取る鍵屋さんは割高なので注意。緊急時の場合、鍵が開かないといった際は駆けつけるまでの時間、そして技術力を聞いて依頼するようにしましょう。出張費が無料の鍵屋さんもあるので、インターネットなどで検索してみてください。
また、絶対に見積もりを先に行う業者を選びましょう。電話である程度の値段を聞いた後は、現場で料金を見積もってもらいます。見積もり書をもらわずに鍵を開けてもらったりすると、思わぬ高額請求をされることがあります。まずは料金を提示してもらう、見積もりを先に行う鍵屋さんが絶対条件と言えるでしょう。